2017年4月23日昼、東京都千代田区のJR秋葉原駅のトイレに不審な物があると110番通報があり、昭和通り口の改札が一時閉鎖される騒ぎとなった。
「不審物には電池が付いている」などの情報から、機動隊の爆発物処理班も出動したが、ほどなく爆発物ではなかった事が確認された。警視庁万世橋署は、いたずらの可能性があるとみて調べている。
「おいおい、いったい何がおきるんだ...」
不審物の通報があったのは同日11時ごろ。発見場所は、同駅昭和通り口側の多目的トイレで、個室内の荷物を乗せるための棚のそば。警視庁は、同通り口を一時閉鎖し、爆発物かどうかを調べた。
日曜日ということもあり、多くの人出がある中での騒動となり、SNSでもその模様を報告する人が相次いだ。
昼過ぎには、特殊車両などのものものしい写真とともに、
「おいおい、いったい何がおきるんだ...」
「秋葉原で爆弾テロっぽい状態で出入り口封鎖中っす」
「秋葉原でテロテロ?...安全確認の為って...何かの隠語じゃなかっただろうか?」
などと、心配するコメントがツイッターにあふれた。
その後、警察の調べで不審物は爆発物ではなく、乾電池とリード線がついた芳香剤の噴霧器のようなものと分かり、14時ごろには通り口の閉鎖も解除された。噴霧器様のものはカバーがはずされ、電池などが向き出しで見える状態にしてあった事などから、万世橋署では、何者かがいたずら目的で置いた可能性があるとみて調べている。