エイプリルフール企画として発表したが...
タクシー整備工場を備えている関係で、廃車や廃材を多く保有しており、材料に用いた。板金や溶接などの加工、電気関係にも詳しい従業員もおり、社内の8人がメインで製作に取り組んだ。日常業務があるので、かけられる時間は限られていたが、「一同、興味を持って取り組んでいました」という。製作には約2か月を要した。
満を持して「世界初!ついにテスト運行開始『ロボットのタクシー』」との発表を4月1日、「エイプリルフールの企画」と明示しながら自社サイトで発表。完成したロボットの写真も掲載したが、「今年は土曜日だったせいか、当日の反響はいまひとつでした」と眞壁さんは話す。
しばらく工場内で保管していたが、「せっかく製作したので、4月17日から本社がある横浜営業所前で展示し始めたところ、近所の方々や子どもたちに人気が出ました。写真を撮る人も多いですね」と地元で反響を得はじめた。4月20日のツイッター投稿も「把握している」といい、「地元以外でも知られるきっかけになりました、アップしていただいた方には感謝申し上げたいです」と喜んでいる。
展示の期限は特に設けておらず「当面の間、継続的に展示する予定です」と眞壁さんは話している。