パナソニックが2017年5月1日から発売する、男性の下半身に対応した「ボディトリマー」がネット上で話題になっている。
欧米では、男性の下半身の「手入れ」は一般的で、むしろケアを怠っていると「不潔」とみなされることもあるが、日本では、外から「見えない」部分の処理は少数派だ。はたして同商品がきっかけで、男性の「アンダーヘア処理文化」は浸透するのか。
「ようやく時代が俺に追いついてきた感がある」
パナソニックが発売する「ボディトリマー ER-GK60」は、わきや腕、へそ周りはもちろん、陰部や脚の付け根、でん部などカミソリでは難しい部分をカバーし、ヘッドがV字の形状のため、デリケート部分にも届きやすくなっているとしている。
毛の刈り高は、付属のアタッチメントを付け替えることで、「0.1mm」「2mm」「3mm」「6mm」の4種類あり、防水設計で水洗いも可能なため、風呂場での処理もできる。価格はオープン(アマゾンでは8806円で予約受付中)。
これが発表になると、ツイッターやネットの掲示板では、
「こういうのを待ってた、絶対買う」
「体毛エグいのでずっとカミソリでなんとかしてたんだけどボディトリマーっていうの欲しい」
「パナソニックは何処に行こうとしているのかはともかくわりと欲しい」
といったコメントが多数挙がった。
なかには、
「これかってプレゼントしよかな」
「彼氏にいいかも」
という女性からの意見や、
「肛門の毛を処理しはじめると人生変わる」
「ようやく時代が俺に追いついてきた感がある」
といった「先輩」からの推奨も少なくなかった。
パナソニックの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、
「どの世代でも身だしなみと整える意識が高まってきています。顔や服装など、見えるところはもちろんですが、見えない部分の体毛についても、今後ますます意識が高まると考えています。今回、業界先駆けてアンダーヘア処理器具を発売し、世の中の身だしなみに関する意識の高まりをさらに後押ししていきたいと考えています」
と、意気込んだ。