みずほ銀行、お札の番号を控えたかコメントせず
2つの事件の関連について、ネット上では、強奪された3億円余について、銀行がお札の番号を控えていれば分かるのではないかとの指摘が出ている。
みずほ銀行の広報室では4月21日、J-CASTニュースの取材に対し、警察の捜査に全面的に協力しているとしながらも、番号を控えていたかどうかなどは警察が捜査中なのでコメントできないと答えた。
一般的に、日銀から持ち込んだ現金なら連番になっているが、市場から持ち込んだ現金はそうならないとし、引き出す金額がいくら以上ならお札の番号を控えるかといった基準はないとしている。
報道によると、現金を強奪した男らが乗っていた白いワゴン車は、会社員男性がレンタカーを止める前から駐車場にあったという。何らかの情報を事前に入手して、計画的な犯行に及んだ可能性も指摘されている。
会社員男性は、東京都内の貴金属店に勤めており、今回は、金塊を買い付けるために福岡市内に出張に来て、銀行で現金を下ろして金塊の取引先に持っていくところだった。この間の情報がどのような経緯で漏れたのかも不明で、今後の捜査の焦点になりそうだ。