福岡3億8000万円強奪事件はナゾだらけ 逮捕の韓国人4人は関与否定

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   福岡空港で韓国人4人が関税法違反の疑いで逮捕され、現金3億8400万円が強奪された事件との関連が焦点になっている。しかし、不明な点も多く、ナゾだらけの状態だ。

   「運び屋かね?」「組織的犯罪の匂いが...」「闇は深いなあ」。7億3522万円もの現金を香港に持ち出そうとした韓国人の男4人が2017年4月21日に逮捕されると、ニュースのコメント欄などでこんな声が上がった。

  • X線検査で札束なら影で分かるという(写真はイメージ)
    X線検査で札束なら影で分かるという(写真はイメージ)
  • X線検査で札束なら影で分かるという(写真はイメージ)

7億円は「車の購入代金」と供述

   報道によると、住所、職業不詳の31~36歳の男4人は20日夜、100万円を超える現金を税関に申告せずに持ち出そうとした疑いが持たれている。2人ペアで出国しようとしたが、手荷物のX線検査で多額の現金があることを税関職員が見つけ、警察に届け出た。

   この日は、正午過ぎに、福岡市内で3億円余の強盗傷害事件があったばかりだ。事件では、東京都足立区の会社員男性(29)がみずほ銀行福岡支店から引き出した現金を駐車場に止めたレンタカーに運び入れようとして、男2人に催涙スプレーを顔にかけられ、現金を奪われた。今回、関税法違反容疑で逮捕された4人は、強盗事件への関与も取りざたされている。

   しかし、4人は、福岡県警の調べに対し、関与を否定している。共同通信の報道によると、4人が勤める韓国ソウル市内の自動車販売会社の社長(42)は、7億円余は日本人の知人から預かった車の購入代金と説明しており、4人も同様な供述をしているという。関税法違反については、「問題になるとの認識がなかった」と説明したとしている。

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