任天堂が、名機「スーパーファミコン」のミニ版を発売?――そんな噂が、海外メディアを起点に広がっている。
現時点で任天堂はノーコメントを貫いているものの、ゲームファンの期待はいやでも高まる。早くも、収録されるであろうソフトを予想する、あるいは「この作品をぜひ!」といったリクエストなどが、ネット上では乱れ飛んでいる。
英国のゲーム系ニュースサイトが報道
この情報は2017年4月19日(現地時間)、英国のゲーム系老舗ニュースサイト「Eurogamer」が掲載した。「任天堂に近い情報源」の話として、17年のクリスマス商戦の発売を目指して計画が進められており、任天度はすでにその開発に着手しているという。
スーパーファミコン(スーファミ)は1990年発売された。ファミリーコンピュータ(ファミコン)の覇権を引き継ぎ、全世界で約5000万台を売り上げ、1994年のプレイステーション・セガサターンの登場まで、任天堂の黄金時代を支えた名機である。
2016年11月に任天堂は、ファミコンを小型化・復刻した「ニンテンドークラシックミニ」を発売、各地で品薄が続くヒット商品になったものの、2017年4月14日付で生産終了をアナウンスした。理由は明かされていないものの、3月発売の新世代ゲーム機「ニンテンドースイッチ」への注力が理由では、との見方が当時はあった(読売新聞など)。
そこに降ってわいたのが、「ミニスーファミ」発売の噂だ。上記のEurogamerは、スーパーファミコンには多くの名作ソフトがあり、「間違いなくエキサイティング」なニュースだ、と評している。
ドラクエ、FF、聖剣、ロックマンX、ゴエモン、パネポン...
「ニンテンドークラシックミニ」では、本体に30本のソフトが収録されていた。「ミニスーファミ」発売となれば、同様の形を取るとの見方が強い。
どんなソフトが名を連ねるのだろうか。ツイッターなどでは、さまざまな意見が挙がっている。
「マザー2が入っているのなら万難を排して買わねばならぬ」 「ドラクエとffと聖剣とシャイニングスコーピオンあれば買いたい」 「ロックマンX1から3どれか、ゴエモン3かキラキラ道中この辺り入ってたら即買いやろな」 「ミニスーファミ出たらエフゼロやりまくる」 「スーパーマリオRPGとヨッシーアイランド、星のカービィSDX入っているなら購入考える」 「噂がもし本当ならオウガバトルとカオスシードと海腹川背を入れてあとは任せた」 「『パネルでポン』を入れてほしい...やっぱりパネポンはコントローラー握ってカチャカチャ操作するのが一番アツいんじゃ......頼む......」
など、ほしいソフトを挙げる投稿が、延々と続いている。
J-CASTニュース編集部が4月21日、任天堂に「ミニスーファミ」発売の計画について取材したところ、任天堂は
「特に申し上げることはありません。弊社についての噂は数多くありますが、それに対してコメントはしておりません」
と回答した。