ラウドネス、入国拒否で米ツアー中止 なぜ日本のバンドが対象に?

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   日本のヘヴィメタルバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」が、全米ツアーで向かった米シカゴの空港で入国を拒否されていたことが分かった。トランプ政権の影響がうわさされているが、真相は何だったのか。

   「これは酷い」「まさか日本人も巻き込まれるとはな」「これからツアー旅行も帰される可能性があるの?」

  • ツアー中止を伝える高崎晃さんのツイート
    ツアー中止を伝える高崎晃さんのツイート
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主催者「トランプ政権の入国審査が厳格化」

   ラウドネスの入国拒否が2017年4月20日に報じられると、ツイッターなどでは、こんな不安の声が相次いだ。

   ラウドネスは、ギターの高崎晃さん(56)らによって1981年に結成され、日本のヘビメタバンドの第一人者となった。84年には米国デビューも果たし、翌85年に発表したアルバム「サンダー・イン・ジ・イースト」が米ビルボード誌のチャートで最高74位を記録している。

   アメリカでは、何度もツアーを行っているが、今回のトラブルは4月18日に起こった。

   シカゴ公演の主催者「レジース」がホームページ上で明かしたところによると、ラウドネスのメンバーはこの日、米シカゴの空港で入国を拒否され、メンバーらはそのまま日本へ帰国した。このため、翌19日から米国内7か所で予定していた全公演がキャンセルされた。入国拒否の理由については、「現政権による外国人への入国審査方針が厳格化した」ことを挙げている。

   ボーカルの二井原実さん(57)は、19日のブログで、「アメリカツアーはキャンセルです。3時間シカゴ滞在して帰国」と報告した。高崎さんも、無念の帰国をしたとツイッターで明かし、20日には、「ライヴを楽しみにしていたファンの皆さんと関係者には申し訳ない気持ちでいっぱいです。またツアーを再開出来るよう頑張ります」と書いている。

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