お笑いタレント・志村けんさん(67)の公式インスタグラムに男性器の画像が投稿された騒動をめぐり、インターネット上では、「乗っ取られた」とする所属事務所の説明に「納得できない」という声も多く寄せられている。
志村さんの事務所は問題の画像について、第三者が不正にアカウントへログインしてアップロードしたものだと説明。投稿から約10分後に担当者が画像を発見し、それを削除したとしている。
「不正ログインまでして●●をアップする動機は」?
今回、志村さんのインスタグラムに投稿されたのは、あぐらをかいた男性の下半身を撮影した画像だ。モザイクなしの男性器が写りこんでいる。投稿日時は2017年4月19日12時30分ごろ。複数のユーザーが画像の削除前にスクリーンショットを保存しており、投稿の内容は今でも確認することができる。
それまで、テレビ番組の収録風景や芸人仲間とのプライベート写真などがアップされてきた志村さんのインスタグラムに、いきなり登場した「男性器画像」。これにネット上は、
「ダメだこりゃ」
「インスタじゃなくてチンスタ」
などと騒然となり、19日昼には一時ツイッターの「トレンドワード」に志村さんの名前が登場するほどの注目を集めた。
こうした状況の中、志村さんの所属事務所は19日夕に公式サイト上にコメントを掲載し、問題の画像は「アカウントの乗っ取り被害」によるものだと説明。その上で、
「不正アクセス行為の被害を受けたとして、同日(=19日)14時頃、警視庁赤坂警察署に被害の報告をしております」(カッコ内は編集部注)
と報告した。
ただ、この事務所コメントの内容に「納得できない」ネットユーザーは少なくないようだ。ツイッターやネット掲示板には、
「誤爆しました、すぐ消しましたで良いのにな」
「アカウントを乗っ取られたはずなのに素早く削除する不思議 芸能人の自称アカウント乗っ取り事件っていつもそう」
「いったい不正ログインまでして ●●をアップする動機はなんだろう」(伏字は編集部)
といった投稿が数多く出ている。
そのほか、事務所側のコメントでは「被害の報告」との表現になっている点について、「で、いつどの段階で正式に『被害届け』を出すの?」「報告より被害届けだそうよ」と指摘する意見も目立った。