「美肌」を手に入れる超簡単な食事法
ヒミツはあの有名ダイエット法にあった

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「食べる順番ダイエット法」が美肌も作る

   ここでMCの後藤輝基が大声で強調した。

「美肌のヒミツは食にあり! 美肌を作る食事療法が意外なところにありました!」

   番組スタッフは京都市に住む77歳の男性、北村春生さんを訪ねた。北村さんは10年前に糖尿病にかかったが、薬を飲まず、インスリン注射もせず、食事療法だけを続けている。肌がツヤツヤして若々しい。10年前の写真と比べると、むしろ若返ったように見える。北村さんが行なっている食事療法は非常に簡単だ。ルールは次の2つだけだ。

   (1)食べる順番を最初に「野菜」、次に「肉や魚介類などのタンパク質」、そして最後に「コメなどの炭水化物」にする。この順番をしっかり守る。

   (2)食べ物はすべてよくかむ。

   「食べる順番」と「よくかむ」を守るだけなのだ。食べる量は関係ない。好きなだけ食べてよいが、先に食べた野菜の食物繊維が腸に早く届くため満腹感が得られる。それに、しっかりかむため、自然に最後の炭水化物の量が減っていく。北村さんは晩のおかずを、キノコ、カイソウ、サラダから食べ始めた。5分間、しっかりかんでいる、次に豚肉のレバー、サバのみそ煮、そして最後にご飯だが、半分残した。

北村さん「外食の時もこのルールは守ります。家でしっかり野菜を食べてから外に出ます」

   実はこの「食べる順番食事療法」は、現在、「食べる順番ダイエット」として人気になっている方法だ。考案したのは糖尿病の専門医院「梶山内科クリニック」院長の梶山静夫医師だ。もともとは糖尿病患者を食事で治す療法だった。梶山医師はこう説明する。

「最初にご飯(炭水化物)から食べると、血糖値は急上昇します。食べる順番を変えて野菜から食べること、そしてよくかむこと、この2つを守ると血糖値の上昇を抑えることができるのです。食物繊維が小腸に届くと消化器ホルモンのGLP-1が分泌されます。すると、胃の運動が穏やかになり、インスリンの分泌が促進されて血液中に糖分が増えることを抑えます」

   つまり、この食事療法を行なうと、血糖値が下がる。血糖値が下がると、血液中の糖分が減るから「糖化」が進まなくなる。そして肌の老化が抑えられ、若々しい「美肌」を維持できるというわけだ。

   「梶山内科クリニック」で食事療法を続けている患者数人に集まってもらった。皆さん、肌がキレイだ。

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60代男性「肌が若いので、『何かされています?』とよく聞かれます」
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