「これは嬉しい機能。実現して欲しい」
実用化の見込みも分からない状況ではあるが、この「スマホ版エアバッグ」への関心は高いようだ。アップル社の特許取得を受け、ツイッターやネット掲示板には、
「これで割れなくなるなら嬉しい!」
「うわー、これは嬉しい機能。実現して欲しい」
「これが実装されたらiPhone名物画面バキバキが減ってしまうんだろうか」
などと早期の実用化を望む声が数多く出ている。ただ一方で、
「そんなギミック入れるくらいなら ハナから落ちても簡単に割れない様にガラス厚くしろ」
「外から帰った時にベッドの上とかにポンと放る事があるからちょっとなあ」
と導入に否定的な意見もみられた。
なお、米アップル社は今回の衝撃緩和バンパーの他にも、過去に落下破損を防止するための斬新な特許をいくつも取得している。
14年12月には、スマートフォンが落下を検出した際に、割れやすいディスプレイ部分が下にならないよう、内蔵モーターによる振動で端末の向きを変更する技術の特許を取得。15年10月にも、端末の落下を検出し、本体に内蔵されたプロテクターが自動でディスプレイを覆う技術の特許を取得している。
ただ現状では、こうした斬新な手法による落下破損技術をアップル社が実用化したケースはない。