「米国が攻撃計画するなら『核先制攻撃』」 強硬さ増す北朝鮮外務省

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   北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる緊張が高まる中、北朝鮮側の発言が強硬さを増している。

   外務省のナンバー2にあたる韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官が2017年4月18日、英BBCのインタビューに対して、ミサイル発射のペースを「週単位」に加速させ、米国が北朝鮮攻撃を計画した場合は「核先制攻撃」を行うと発言した。米国側が実際に攻撃に踏み切らなかったとしても、「挑発行為」を理由に北朝鮮側から攻撃に踏み切る可能性を示唆した形だ。

  • 韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官はミサイル発射実験のペースを「週単位」に加速させると述べた(写真は労働新聞が報じたミサイル発射実験の様子)
    韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官はミサイル発射実験のペースを「週単位」に加速させると述べた(写真は労働新聞が報じたミサイル発射実験の様子)
  • 韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官はミサイル発射実験のペースを「週単位」に加速させると述べた(写真は労働新聞が報じたミサイル発射実験の様子)

ミサイル実験は「週単位、月単位、年単位で」

   韓氏はBBCとのインタビューの中で、

「もし米国が無謀にも軍事的手段を取るのであれば、まさにその日から全面戦争に突入することを意味する。核兵器が、この脅威から我々を守る。ミサイル発射実験は、さらに行っていく。週単位、月単位、年単位で行っていく」

と述べた。「トランプ大統領にどんなメッセージを送るか」という記者の質問には、

「もし米国が我々の主権を侵害すれば、直ちに対抗措置を取るだろう、と伝えたい。もし米国が我々に対する軍事攻撃を計画しているとすれば、我々式のスタイルと方法で、核先制攻撃で対応する」

と答えた。

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