木村拓哉、「解散」の言葉使わず 「本当に辛そう」「こんな顔するのか」

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   木村拓哉さんが2017年4月18日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)にインタビュー出演し、2016年末のSMAP解散前後で起きた心境の変化を語った。

   ただ、木村さんの口から「解散」の言葉は一度も出ず、その話しぶりからはあえて避けているようにも見受けられた。

  • 木村拓哉
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「その形状がなくなっただけ」

   木村さんは主演映画「無限の住人」の公開を4月29日に控え、メディアへの露出も増えているが、「報ステ」ではSMAPに絡めての発言が多かった。映画撮影は2016年初頭に終えていたため、インタビュアーの富川悠太アナウンサーが「撮影中は『SMAPの木村拓哉』でした。今年(2017年)は立ち位置が変わりましたが」と切り出すと、木村さんは率直な心境を口にした。

「どこか去年までは、自分が漕いでなくても、自分がちょっと力を抜いても、動いていなくても、推進力があった気がするんですけど、年が明けて2017年からは、推進力は自分次第だと感じるようになりましたね」

   ほぼ毎年出演していた年末のNHK紅白歌合戦も16年は出演せず。木村さんは「大みそかにNHKホールにいないのは、すごく不思議な感覚でした」との発言も出た。

   テレビ画面には「『SMAP』解散」と話題を示すテロップが表示され、「28年間続いていたのがなくなった時の感覚は?」とも問われたが、木村さんはこれらのフレーズを否定するかのように、こんな言葉を返した。

「『なくなった』というよりは、その形状がなくなっただけで、やってきたことは事実です。自分の中に『ない』っていうのはそれこそないので、変に深刻なメンタリティーでいると、いろんなことを望んでくれた人たちにとって失礼だし」
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