子どもの骨が危ない 牛乳20年前と比べ2割減

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   生活を中心として正しい情報を発信し、効率的な骨作りを推進しようと1年前に設立されたプロジェクト「コツコツ骨ラボ」が、5月の「こどもの日」をとらえて、子どもの健康に関する調査を行った。

    子育てをほぼ終えた50~60代と、子育て現役の30~40代と世代別に、母親たちに、子どもの食生活や、栄養素に対する認知・理解などについて尋ねたもの。世代間で意識や実態の違いが浮き彫りになった。

現代ママと先輩ママの意識差くっきり

   調査は、 「先輩ママ(50~60代)」(子が約20年前に小中学生)500人と、「現代ママ(30~40代)」(子が現在小中学生)500人の、2世代の母親計1000人を対象に、2017年3月24日~27日の間、インターネットを通じて実施された。

   子どもの食生活について、健康や体づくりのために意識して摂らせたものを聞いたところ、先輩ママは「肉」「魚」「卵」「牛乳」「野菜」など多くの食品を意識して摂らせていたが、現代では20年前と比べて、どの食品も子どもの摂取傾向は低下しており、骨の材料となる「カルシウム」を含む牛乳は20%も減少していた。

   ただ20年前に比べると、栄養素の入った食品や機能性素材を含む食品、手軽な加工食品などが増加していることもあり、現代ママはそれらを上手に取り入れている様子もうかがえた。

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