キレイは「美肌菌」で手軽に手に入る 顔に住む数千万個の微生物の活用術

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美肌菌を増やすには、寝る前に運動し汗臭いまま寝る

高橋真麻「ギャア~、高いよ。もっと安く美肌菌を増やす方法はないの?」

   そこで、番組では出来尾医師の監修を受け、手軽に自分でカネをかけずに美肌菌を育てる方法を試してみた。出来尾医師自身もまだ実際に行なったことはない、初めての実験だ。女性お笑い芸人の松本ほるもんに、次の方法で1週間「育菌生活」を送ってもらった。

   (1)洗顔は、石けんの泡洗顔で優しく洗う。洗いすぎると、角質まで壊してしまい、その中に住む美肌菌まで流してしまう。ただし、薬用せっけんは美肌菌によくないので使わない。

   (2)防腐剤やアルコールが入っている美容液も絶対使わない。

   (3)そして、一番大事なことだが、寝る前に腕立て伏せや腹筋、スワット、ダンスなど汗が出る有酸素運動を行なう。しかもシャワーで汗を流したりせず、汗臭いまま眠るのだ。 出来尾医師はこう説明した。

「汗や皮膚の皮脂は、美肌菌のエサになるからです。朝までの8~12時間で増えるはずです」

   松本ほるもんはヒップホップダンスまでやって毎晩運動をして、「美肌菌サン、食べてねえ~」と顔の汗を手のひらで回しながら顔にすり込んだ。

キンタロウ&高橋真麻「ヤダ~、こんな美肌術。斬新すぎるよ~」

   そして、待望の1週間後、番組のスタジオで松本ほるもんの顔から採取した美肌菌の数の変化が発表された。

MCの後藤輝基「パンパカパーン! では、成果を発表します。松本さんの美肌菌の数は1週間前は120個でした。そして現在......」

   何と結果は120個。まったく変わらなかった。ただし、肌の「水分量」は58.8ポイントの「乾燥肌」から61.7ポイントの「うるおい肌」に増えていた。松本自身もこう語った。

「すごくうるおっていると実感します」
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