筒井康隆氏「なるほどこれはひどい」 慰安婦像めぐる自分の投稿に感想

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   小説家の筒井康隆さんが2017年4月17日、公式サイト「笑犬楼大通り」内の日記「偽文士日碌」とツイッターで、韓国の慰安婦像に関して自分が書いた文章を念頭に置いたとみられる文章を投稿し、「なるほどこれはひどい」などと感想を綴った。

   一方、筒井さんは、「炎上したおれの文章だが、ツイッター社が不表示にしたらしい」とも投稿している。

  • 筒井康隆さんのツイッターが更新された
    筒井康隆さんのツイッターが更新された
  • 筒井康隆さんのツイッターが更新された

「おれが自分で抹消したと思われるのは嫌だなと思い...」

   筒井さんは「炎上したおれの文章」について、具体的なことを書いていないが、韓国の慰安婦像に関する投稿とみられる。

   韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことへの対抗措置として、一時帰国していた日本の長嶺安政・駐韓大使が4月4日に再度韓国へ帰任したことに関して、筒井さんは同じ4日、「偽文士日碌」に「長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった。あの少女は可愛いから、(後略)」などとして、この後に性的な表現を使った文章を投稿。6日に同じ内容をツイッターにも投稿した。この投稿は韓国を始め、日本国内でも様々な議論を呼び、その後、ツイッターの投稿は削除されていた。

   筒井さんは更新した17日のツイートで、

「おれが自分で抹消したと思われるのは嫌だなと思いながら前の日碌を読み返したが、なるほどこれはひどい。こんなひどいことを書く作家の作品など読んではいけない」

という感想を綴った。

   この筒井さんの投稿にツイッター上では、

「そうでしたか。なぜかうれしいです」
「健在を嬉しく思っております」
「まことにそのとおり。世の中には読まない自由もあるのだから」

とさまざまな反響が寄せられている。

姉妹サイト