民主党政権で失言した大臣も福岡出身
今村氏が務めている復興相というポストは、不祥事が相次いでいることが知られている。前任者の高木毅氏(衆院福井2区)は、過去に女性宅に侵入して下着を盗んだと報じられたほか、自らが代表を務める支部が選挙区内の葬儀で香典を出していたとして公選法違反を指摘する声が出ていた(高木氏はいずれも否定)。復興相の前身にあたる、旧民主党政権時代の「東日本大震災復興対策担当相」では、松本龍氏が11年7月、岩手県の達増拓也知事に
「知恵を出したところは助けるけど、知恵を出さないやつは助けない」
と迫ったのに加えて、宮城県の村井嘉浩知事との面会では、村井氏が自分より後に部屋に入ってきたことに
「お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ」
と立腹し、
「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか、みなさん、いいですか、『書いたらもうその社は終わり』だから」
などと報道陣を脅したことが問題化し、辞任に追い込まれた。在任期間は、わずか9日間だった。松本氏は福岡市出身で、地元の衆院福岡1区を地盤にしていた。
それ以外にも、失言が問題化した北部九州出身の閣僚がいる。麻生太郎財務相は3月24日の参院予算委員会で、共産党議員が質問する態度を「偉そう」と非難。野党が反発すると
「失礼だろ、それは。だからそうやって、ワンワン指差してやってんだから」
と、反撃していた。麻生氏は福岡県飯塚市生まれ、衆院福岡8区選出だ。
2007年に「友人の友人はアルカイダ」と発言して問題になった鳩山邦夫元法相=2016年死去=は東京都生まれだが、晩年はブリヂストンの創業の地・久留米がある衆院福岡6区を地盤にしていた。