イースターは「第2のハロウィン」となるか? 「ごり押し」反発よそに参戦続々

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「日本流のイースター」が定着する?

   手ごたえをつかむ企業も出ている。ハウステンボスは2016年、初めてイースターイベントを実施した。小さな子どもを主なターゲットに、卵への絵付け体験や卵料理などを提供、好評を博したという。今年も継続して開催中だ。

「文化が違うので、(定着は)なかなか難しいとは思いますが、ハロウィンが定着したように、日本版のイースターというのがあってもいいかと思います」

   ハウステンボスの広報担当者は、日本でのイースターの今後についてそんな見方を示す。

   欧米では非常にポピュラーな行事だが、日本での市場規模は10億円程度に過ぎない。しかし、ちょっと前まで同じような立場だったハロウィンは、2016年にはバレンタインデーを超える市場規模1345億円(日本記念日協会調べ)を記録するなど急成長を遂げた。これまでは東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、テーマパークの取り組みが目立つ程度だったが、「第2のハロウィン」を狙ってか、ここ数年、さまざまな業種がイースター商戦に参入している。

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