フリーアナウンサー・加藤綾子さんが、出演番組の男性共演者に「胸の大きさ」を「イジられた」ことが物議を醸している。
男性出演者が、加藤さんにバストの大きさを尋ねEカップと認めさせる流れに、視聴者は「公共の電波でセクハラ」「公共の電波で流すのもどうか」と掲示板サイトやツイッターで厳しく指摘した。
「テレビっていつから公開セクハラの場になったのか」
問題のシーンは、2017年4月12日放送のバラエティ番組「ホンマでっか!?」で登場した。それは、マーケティング評論家・牛窪恵さんが「胸の大きさとファーストキスの年齢の関係」を解説する場面。
牛窪さんが、「一番ファーストキス(の時期)が遅いのはAカップの女性」と話した直後、司会の明石家さんまさんが隣の加藤さんに「また胸突き出す~」「胸の話になったらグッと前に出るから...」と声をかけた。
牛窪さんもこれに乗っかり、「ちなみに、加藤さんはEカップ?」と質問。すると、加藤さんは小さな声で、「はい...」と認めたのだ。
時間にしてわずか30秒。加藤さんも「(胸を突き)出してないです!」と笑いながら返すほど和気藹々とした雰囲気だったものの、ツイッターなどでは
「公共の電波でセクハラ」
「公共の電波で(このシーンを)流すのもどうか」
「テレビっていつから公開セクハラの場になったのか」
と疑問の声が噴出した。
長嶋一茂「『男性のアレ』、固有名詞出して説明して」
視聴者から「セクハラ」が指摘されるやり取りは、14日放送の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)でも飛び出した。
なんと、コメンテーターの長嶋一茂さんが、出演者の歌手・島谷ひとみさんに「男性器の名前」を言わせようとしたのだ。
島谷さんがレポーターとなり、高知県のグルメや観光地を紹介するコーナー。その中で、かつおの心臓「ちちこ」を紹介したときだった。
「ちちこ」という名前の由来をめぐり、地元民が「男性のアレからきてるのかな?」とVTR内で説明していたことを踏まえ、長嶋さんが島谷さんに「なんか僕、VTRで『男性のアレ』って言ってたけどよく分からなくて。もう一回説明していただけないですか? ちゃんと固有名詞出して」などと差し向けた。
これに島谷さんは苦笑。スタジオに一瞬気まずい空気が流れたものの、結局「固有名詞」は口にせず、「アレです」とかわした。司会の羽鳥慎一さんも「(言わなくて)大丈夫です」と素早く助け舟を出していた。
長嶋さんの発言には、ツイッターで
「不快、気持ち悪い。」
「こういうのをセクハラって言う」
と批判が相次いだ。