ヤマト、配達員との委託契約を解除
ツイッター投稿者によると、愛知県警は、この配達員男性に対し、ストーカー行為の警告文を出したという。また、投稿者は、ヤマト運輸側と話し合って、配達員に対して法的措置も検討しているとしている。
ツイッター上やネット掲示板などでは、配達員が伝票の電話番号を私的に使ったという行為について、「個人情報つかったらまずいだろ」「在宅状況把握してLINEで言ってきたらストーカー」などと批判の声が上がっている。
ヤマト運輸の広報担当者は4月14日、この配達員は、ヤマトが配達業務を委託している運送事業者の社員であるとしたうえで、「個人情報を配達の目的以外に使用したのは事実」だと取材に答えた。配達員本人も目的外使用を認めているといい、ヤマトは、運送事業者を通してこの配達員個人と行っていた委託契約を解除したことを明らかにした。
目的外使用をした理由や警察の捜査状況、ツイッター投稿者との話し合いの中身については、「詳細は控えさせて下さい」としている。
マスコミに向けた会社としてのコメントも発表し、「あってはならない重大な契約違反行為」だとして、顧客を始め関係者に迷惑と心配をかけたと謝罪した。そのうえで、再発防止に向けてヤマトの情報管理を徹底するとともに、委託事業者に対してもコンプライアンス教育を徹底するとしている。
追記・訂正(2017年4月17日):4月14日に配信した記事中で、「伝票には(ツイッター)投稿者の電話番号があったという」とした部分は、記事の中見出しとともに削除・訂正しました。