有名ゲーマー「フレーム単位の攻防はある」
実際のところ、「3フレーム」という遅れは、格闘ゲーマーにとってどれほど大きいものなのか。
多くの格闘ゲーム大会に出場し好成績を残している有名ゲーマーのササさんは4月13日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「格ゲーのフレーム単位の攻防はあります。私も含めた上級者たちはその知識をもとに戦っています」
と回答。「3フレーム」の遅延がゲームに与える影響については、
「ゲームによりますが、1~3フレームの遅延は、上級者にとっては大きなゲーム性の違いにつながります」
と指摘した。
ササさんによれば、遅延が生じる場合、相手キャラクターが繰り出す技への対応ができなくなるなどの影響が出るため、「戦い方が変わってくる」という。その上で、遅延による影響はゲーム中の至る所で起きるとして、
「遅延は格闘ゲームにおいては大敵です」
とも指摘していた。
格闘ゲームの開発で知られるあるゲームメーカーの関係者も、J-CASTニュースの取材に対し、フレーム単位の遅延は、ゲーム性を変えてしまうと認識しており、プレーヤーがフレーム単位で操作することを想定して格闘ゲームを開発していると説明した。