裏ワザ雑誌「ゲームラボ」休刊 創刊から32年「1つの時代終わった」

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   ゲームの裏ワザや分解・改造テクニックといった情報を30年以上にわたって紹介してきた月刊誌『ゲームラボ』(三才ブックス)が、2017年5月16日発売の6月号をもって休刊する。

   1985年の創刊時から一貫して、ゲームやパソコンにまつわる「ウラ情報」ばかりを扱ってきた同誌。コアなファンが多く、ツイッターには「1つの時代が終わった」などと休刊を惜しむ声が相次いでいる。

  • 4月16日発売の「ゲームラボ 5月号」(同誌編集部提供)
    4月16日発売の「ゲームラボ 5月号」(同誌編集部提供)
  • 4月16日発売の「ゲームラボ 5月号」(同誌編集部提供)

編集長「部数はかなり落ちていた」

   1985年に『バックアップ活用テクニック』として創刊。その後、雑誌のコンセプトはそのままに、94年に現在の『ゲームラボ』へと誌名を変えた。

   家庭用ゲームの草分け期から、ゲームの裏ワザや改造情報などマニアックな情報を紹介してきた。また、成人向けゲームや同人誌といったジャンルにも強く、コアなゲームファンを中心に支持された。そんな同誌の休刊を受け、ツイッターやネット掲示板には、

「1つの時代が終わったんだな」
    「中高の頃はよく買ってたなぁ... マニアックな情報とか改造特集とか好きだったな」
    「ディープな内容だっただけに惜しい」
    「アングラ情報はネットには勝てんよなあ」

などと惜しむ声や懐かしむ声が相次いでいる。

   『ゲームラボ』編集長は17年4月14日のJ-CASTニュースの取材に対し、休刊の理由について、「ピーク時と比べると、部数はかなり落ちていた」と説明。部数減による収益の悪化が、休刊の直接的な要因となったとみられる。

   再刊の予定など「雑誌の今後」について編集長は、

「編集部のやる気はあるのですが・・・。周りが許してさえくれればいつでもやりたい」

と笑いながら話していた。

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