「こんにちは」と送ると...
AIの機能は不定期でアップデートを続けており、今回注目されているネコ語は17年2月に導入。特に発表はしていなかった。「今日はあったかいね」などサービスに関する以外の内容を送信した場合は「ご用件をどうぞ」といった一律の文言で返信するが、「こんにちは」など簡単なあいさつなら「こんにちは」と返してくる。こうした内容の場合でも、語尾に「にゃ」をつけて送信すると、返信はそれぞれ「ご用件をどうぞにゃ」「こんにちはにゃ」に変わる。担当者は「いろいろ試して楽しんでいただければと思います」と話している。
LINEサービス自体の開始は16年1月19日で、定期的にサービス内容を拡充している。今回のネコ語導入の背景にあるのはその1つ、16年11月~12月の期間限定で配信していたオリジナルLINEスタンプだった。同社公式アカウントにこのスタンプを送ると、「ありがとにゃ」「にゃにゃー!」など各種スタンプにあらかじめ設定されたネコ語フレーズで返信する。担当者は「これが大変人気が高かったので、テキストのやり取りでもネコ語を使えるようにしようということになりました」という。
LINEサービスは配達日時の変更を比較的簡易・迅速に行えることから、昨今問題化しつつある再配達の減少にも一役買うのはないかと聞いたところ、「データを集計しておらず、現時点では分かりません」とした上で、「LINEサービスも含めて、お客様の利便性の向上に努めていく次第です」と話していた。