米国務長官、北朝鮮に「警告」 空母の運用にも動き

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中国も「何らかの行動を起こさなければならない脅威の段階に達した」ことを理解

   ティラーソン氏はインタビューの中で、

「習(近平)主席は、状況の深刻さと脅威が新たな段階に達したという点に同意した。習主席は、北朝鮮の政権がこれらの武器(核兵器)の将来的な必要性に関する見方を変えさせる動きを支持したい、との見方を示していた」

として、中国が北朝鮮の非核化に協力姿勢を示したと説明した。同氏はCBSテレビのインタビューでは、

「習主席は状況が緊迫し、何らかの行動を起こさなければならない脅威の段階に達したということを明確に理解し、同意したと思う」

として、米国の「行動」を中国側も支持するだろうとの見方を示した。

   この「行動」の一環なのかは明らかではないが、米軍も動きを始めている。米海軍第3艦隊(カリフォルニア州)は4月8日(現地時間)、シンガポールから豪州に向かう予定だった原子力空母カールビンソンを中心とする部隊の行先を変更し、西太平洋に北上させたと発表した。北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられている。

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