阪神・藤浪、顔面死球も「お咎めなし」 判定は正しいのか、NPBに聞いた

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過去には黒田選手も被害に

   藤浪投手は、大阪桐蔭高校のエースとして3年時に春夏の甲子園で連覇を達成。日本ハムの大谷翔平選手(22)とともに「黄金ルーキー」としてプロ入りした。

   13年に阪神へ入団後、ルーキーながら10勝を挙げるなど先発の柱として活躍。しかし、2年目以降は「荒れ球」が課題に。1年目にはわずか2つしかなかった与死球数が、14、15年は「11」とリーグ最多、16年も「8」とリーグ2位だった。

   この「死球」で、名選手たちを「ブチギレ」させたことでも知られる。

   14年には、中日ドラゴンズの主砲・平田良介選手の左肩付近にぶつけて激怒させ、翌日に謝罪。15年には、当時広島カープだった黒田博樹投手へ2球続けて胸付近に投じ、あわや乱闘という騒ぎとなった。

   今回の藤浪選手への対応について、ツイッター上では、

「危なすぎる。これ危険球退場にならんのや」
「頭に当たらんかったから危険球じゃないというのは、殺人未遂だから求刑よりも減刑されたというものと通じるな」
「一番の問題は『頭部に当たるのを回避けるために受けた死球が危険球にならない』点だと思う」

と、球審の判定を疑問視する声が相次いだ。

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