乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央さん(34)が2017年4月3日夜、ブログを更新。姉の麻耶さん(37)が約11か月ぶりに、同日昼に放送された情報番組「バイキング」(フジテレビ系)でテレビ出演したことを報告し、感謝の思いをつづった。
「苦しさは絶対あるのが 生きてるってことなのかな」
昨16年5月、同番組の生放送中に体調を崩して以来休養を続けていた麻耶さんだが、今回、同番組のMCを務める坂上忍さん(49)との対談がVTRで放送された。休養中の生活や麻央さんの闘病生活について語られるなかで、坂上さんがかけてくれた優しい言葉に、麻央さんはブログで「妹の私も感謝でいっぱいです」と述べた。
なかでも、坂上さんが麻耶さんに伝えた
「人生 なかなか止まれない 何がきっかけでも 止まれたのは よいことだと思う」
という言葉は、麻央さんに重く響いた。
「私も、病気にならなければ ずっと そのレールで走っていたのかな と思うと、 そのレールでは全く見えなかっただろう 世界を今感じていることに 感謝しました。 そして、どのレールにいても 苦しさは絶対あるのが 生きてるってことなのかなと思います」
と記し、病気と向き合う自身の心境を重ねた。
今年は家族そろってお花見
また、昨年はひとりで見たという桜を、今年は家族そろって見ることができ、「あったかくて幸せ」だったと報告。
「でも 去年は ひとりで寂しかったけれど、 人生で一番美しい 心が震える桜でした。 そんなふうに桜を見たことが なかったんです」
と、前述の「そのレールでは全く見えなかっただろう世界」を体現するようなエピソードを明かした。最後は、
「そんなことを思い出して、 やっぱり人生 どんなときも 素晴らしいんだなと感じた今日でした」
と結んだ。
夫である歌舞伎役者の市川海老蔵さん(39)も同日昼、会員登録した読者限定向けのブログを更新。満開の桜の下で微笑む一家団らんの写真を掲載した。