お笑いタレント・志村けんさん(67)の兄の姿がツイッター上でお披露目され、「兄弟そっくり!」と大きな話題になっている。
写真を掲載したのは東京都東村山市の渡部尚(わたなべ・たかし)市長(55)だ。志村けんさんの兄・知之さんは、長年、東村山市役所に勤めていた。J-CASTニュースは知之さんに話を聞いた。
「髪の毛ある分、若く見られる」
渡部市長は2017年4月1日、ツイッターに「志村けんのお兄さんの志村知之さんが昨日をもって東村山市役所を完全にリタイアされることになりました」と投稿した。志村知之さんは現在70歳。市長は「市役所を定年退職後も職場の後輩の要請に応えて臨時職員としてご尽力いただきました」とし、「淋しい限りですが、今後のご健康ご多幸をお祈りいたします。長年有難うございました」と労った。
市長は同時に、知之さんと自身の2ショット写真を掲載。スーツ姿の市長と、セーターにブルージーンズ、スニーカーというカジュアルファッションの志村さんとが、優しい笑顔で固い握手を交わす姿が収められている。この写真が、弟の志村けんさんに顔があまりにも似ているとして大きな注目を集めている。
「そっくり!お疲れ様でした」
「長い間、おつかれさまでした。ご兄弟そっくりですね」
「本当にそっくりでびっくりしました」
知之さんは4月3日、J-CASTニュースの電話取材に応じた。弟の志村けんさんとは、「性格はちょっと違うかなとは思いますが、顔はよく似ていると言われますよ。私が兄ですが、髪の毛がある分、若く見られることが多いですかね」と笑って話した。
1969年から東村山市役所に勤め続けたという知之さんは、最後は高齢介護課に所属。保険料を納めてもらうため、市民の住宅を一軒一軒回り、説明や相談に応じ続けた。「市民との信頼関係を築かないとできない仕事だと思います」とし、所内でも「若い職員が多い中で私はもう70歳なので、話をするのに色々考えましたよ」と苦労を明かす。