弾頭ミサイル発射したのは「有事の際、在日米軍打撃する」部隊
北朝鮮は2017年3月6日朝に弾道ミサイル4発を発射し、そのうち3発を日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させている。翌3月7日に国営メディアが伝えたところによると、ミサイル発射は「有事の際、在日米帝侵略軍基地を打撃する任務を受け持っている」部隊が担当した。
こういったことから、仮に米軍が先制攻撃に踏み切り、北朝鮮が反撃した場合は、在日米軍基地が矢面に立つことになる可能性がある。BBCは今回のトランプ氏の発言を伝える中で、弾道ミサイルの発射も首脳会談の議題になる見通しを報じ、専門家の話として、北朝鮮がターゲットにしている米軍基地は岩国基地(山口県)だとの見方を伝えている。
4月3日には、日米韓の3か国が合同で韓国の済州島沖で潜水艦の探知・追跡訓練を始めたばかり。訓練は、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLMB)の開発を進めていることを念頭に、3か国が一体的に対応できるようにする。北朝鮮がさらに反発を強める可能性もある。