「『戦略的忍耐』の政策は終わった」
トランプ大統領の副補佐官(国家安全保障担当)キャサリン・マクファーランド氏は同日付けFTの別のインタビューで、
「トランプ政権の最初の任期終わり(2021年1月)までに、北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルで米国を攻撃できるようになる現実的な可能性がある」
と述べているほか、ティラーソン国務長官は3月17日、就任後初めて訪問した韓国で、
「(オバマ政権など過去の政権が取ってきた)『戦略的忍耐』の政策は終わった」
「(北朝鮮の)武器開発の脅威のレベルが、我々が対応が必要だとするレベルにまで高まれば、この(先制攻撃の)選択肢は検討されることになるだろう」
と発言している。ティラーソン氏の発言後、トランプ大統領は
「北朝鮮の振る舞いは非常に良くない。何年間にもわたって米国をもてあそんできた。中国は、ほとんど何もしてくれなかった」
とツイート。中国に対する不信感をにじませていた。