「奇跡の穀物」キヌアのおいしい食べ方 「チョイ足し」で女性に嬉しい美肌と減量

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食物繊維とカルシウムが白米の6倍、鉄分は9倍

   番組では、キヌアがいかに健康効果に優れているか、最新研究を紹介した。キヌアの機能性を研究して15年以上になる畿央大学・小西洋太郎教授によると、キヌアの一番大きな特徴は必須アミノ酸のバランスがよいこと。また、鉄分が多いので、貧血気味や月経で鉄分が失われがちな女性にもオススメの食材だという。

小西教授「キヌアの必須アミノ酸やミネラルは、ゆでた時に白いヒゲのように見える胚芽の部分に多く含まれています。ゆでると取れてしまうことが多いので、胚芽も残さず食べることが大切です。ブラジルの研究では、1日20グラムを30日間食べたところ、コレステロールや中性脂肪の低下が認められましたから、1日20グラムを目安にするとよいのでしょう」
井ノ原「20グラムってどのくらいの量ですか」
雨宮アナ「大さじ2杯くらいです。(実際に見せながら)こんなに少なくていいのですよ」

   キヌアの健康効果を研究している相模女子大学短期大学部の大迫早苗教授によると、キヌアに含まれる栄養は、白米と比べると次のようにスゴイ。

   (1)カロリー・・・・・・白米356キロカロリー、キヌア323キロカロリー(低い)

   (2)たんぱく質・・・・白米6.1グラム、キヌア13.4グラム(約2倍)

   (3)食物繊維・・・・・・白米0.8グラム、キヌア4.8グラム(約6倍)

   (4)カルシウム・・・・白米6ミリグラム、キヌア35.8ミリグラム(約6倍)

   (5)鉄・・・・・・・・・・・・白米0.5ミリグラム、キヌア4.5ミリグラム(約9倍)

大迫教授「キヌアを食べる時に、食べ合わせを工夫すると、より効果的に栄養をとることができます。カルシウムの吸収アップにはビタミンDの多い食材がオススメ。たとえば、干ししいたけ、しめじ、きくらげ、さけ、しらす、など。鉄分の吸収アップにはビタミンCの多い食材がオススメ。たとえば、ブロッコリー、小松菜、パプリカ、レモン、いちご、じゃがいも、さつまいも、などです」
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