老舗旅館で50人が食中毒 岐阜・長良川温泉の「十八楼」

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   岐阜市湊町の「長良川温泉」の老舗旅館「十八楼」で、2017年3月24日に食事をした客のうち50人が下痢や発熱などの症状を訴えた。

    同市は食中毒と判断し、食品衛生法に基づき3月29日付で、十八楼の料理提供について再発防止策が取られるまで営業停止処分にした。宿泊の営業はできる。

入院した人はなし

   岐阜市によると24日に食事をしたのは、同市や岐阜県各務原市の会社の社員など3グループ計135人で、23〜64歳の男女50人が食中毒とみられる症状を訴えた。いずれも宴会利用で、出された白子豆腐、マグロや白身魚の刺身などを食べたという。入院した人はいない。ノロウイルスの兆候は見られないという。

    十八楼は江戸時代末期の1860(万延元)年創業の老舗旅館。処分をうけたあと、同旅館のウェブサイトに、伊藤善男社長名で「お詫びとお知らせ」を掲載。「早急な衛生管理の改善取組みおよび再発防止・安全強化に努める」としている。

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