「冷え性」の女性が危ない転倒骨折 年間20万人が事故、6千人が死亡

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「冷え性」の女性は足裏のセンサーが効かなくなる

   さらに、女性に多い「冷え性」が転倒骨折の危険性を高めているという。そのメカニズムはこうだ。

吉野アナ「足の裏や関節部分には、体のバランスをとる働きをするセンサーが集中しています。足の裏が段差を感じると、脳に情報がいき、脳から筋肉に気をつけるよう指令が伝わります。筋肉がバランスを取りながら動き、段差をよけます。ところが、足の裏が冷たくなって感覚が鈍くなると、センサーが働かなくなり、段差をよけることができず、転んでしまいます」
スタジオ一同「(大いにうなずく)うんうん」

   番組では、市販されている転倒予防グッズも紹介された。たとえば、日本エンゼル社の「衝撃吸収材付き下着」。パンツの尾てい骨部分や両脇の股関節の出っ張り部分に、転んでも痛くないよう衝撃を吸収するやわらかいパットが縫い込まれてある。コーポレーション・パルスター社の「転倒予防靴下」は、特殊な繊維の織り方でつま先部分がそり上がるようになっており、段差にひっかからない工夫が施されている。

吉野アナ「このほか、ホームセキュリティー会社でも、アルソックの『まもるっく』や、セコムの『マイドクターウォッチ』(実際のサービス開始は2017年初夏を予定)のように、センサーを身に着け、転倒すると衝撃を感知し担当者が駆けつけるところがあります」
松尾アナ「家の中だからこそ、気をつけたいですね」
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