結合双生児だったドクさんを客員教授に 広島国際大

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   結合双生児として生まれ、1988年に分離手術を受けたベトナム人のグエン・ドクさんが、2017年4月から広島国際大学の客員教授に就任する。同大学の広報担当者は3月28日、J-CASTニュースの取材に対し、ドクさんの講義の具体的な内容や開催頻度は未定と説明した。

   「ベトちゃんドクちゃん」の弟として知られる。分離手術やその後の支援には日本も関わっており、自身の子供の名前も富士山と桜にちなんだ言葉を用いているなど、日本との関わりは深い。12年には東北を訪れ、東日本大震災の被災者と交流し、17年3月には、ベトナムを訪れていた天皇皇后両陛下と面会していた。

   広島国際大学の広報担当者は「単位取得にかかわる授業としてではなく、講演という形になるのではないか。細かいことはこれから詰めていく予定」と話している。

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