「遊んでいる暇がどこにあるのか」 民進党「VR蓮舫」の本気度

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真面目な政策PRだと若者に見向きもされない

   「VR蓮舫」の思わぬ話題沸騰に、ゆるキャラなど若者向けのPRを担当している大西健介衆院議員(党青年局長)は3月28日、

「批判を覚悟で蓮舫代表を説き伏せ、私の責任で導入を決断しました」

とコメントを出した。

   大西氏の説明によると、旧民主党は2012年からニコニコ超会議に出展しているが、15年までは「真面目な政策PRを中心にブース運営を行ったため、民主党ブースは、若者に見向きもされない状態」だった。だが、16年は方針を変えてニコニコ超会議に参加したことのある若者へのアンケートをもとに、地下アイドルの「仮面女子」を登場させる企画をしたところ、

「2億5000万円相当の広告換算(メディア・ネット拡散)効果を得て、最大約1時間待ちの行列ができるほど若者が集まり、自民党など他党をはるかに凌駕」

したという。一方、大西氏は、今回の取り組みについて「不快を示す方もいらっしゃいます」とも認め、

「そのような方に対しては、政党としての主要業務である政策提言・立案で応えていくべきだと思います」

と説明している。

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