2017年3月26日朝、千葉県我孫子市の排水路脇の草むらで、24日から行方不明になっていた松戸市の小学3年生でベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が衣服を身につけていない状態で見つかった。首には絞められたような跡があり、警察は殺人と死体遺棄の疑いで捜査を進めるとともに、死因などを詳しく調べている。
警察によると、行方不明になった24日朝、通学路の防犯カメラにリンさんの姿は映っておらず、自宅を出た数分後に事件に巻き込まれた可能性が考えられる。また、現場には争ったような形跡がないことから、別の場所で殺害された後に遺棄されたとみられている。警察は今後、遺体を死亡解剖して詳しい死因などを特定する予定。