中華街や山下公園などで知られる横浜・山下町に2017年4月23日、日本最大級の「犬と人のための屋内複合施設」という「WANCOTT(ワンコット)」がオープンする。
「犬と飼い主の『楽しみ』『学び』『健康』を総合的にサポート」する施設を備え、ホテル106室のほか介護や老犬ケア用の部屋を用意。滞在中に犬も人も楽しくなる時間を提供するという。
ホテル・介護&老犬ケア施設、リハビリ、フィットネスも
「WANCOTT」は、地上17階建てのタワーマンション「レイトンハウス横浜」(横浜市山下町168-1)の3階と4階を占め、延床面積は約3300平方メートル。屋内の「犬と人のための」施設としては日本最大級という。事業にあたっているのは、シブヤテレビジョン(東京都渋谷区)。映像制作のほか、渋谷を中心に街頭ビジョンやライブホールなどの施設運営などを手がけている。
「WANCOTT」には、犬のトレーニング、医療、リハビリ、フィットネスなどのエリアを設け、各分野の専門スタッフが連携してケアにあたる。
ホテルのサービスとして、宿泊中は、医療スタッフによる体調チェック、ボディケア、他の犬と一緒にドッグパーク内で遊べるフリータイムを用意。安眠のためベッドを選べるサービスも。プランに応じて足裏マッサージ、部屋でのアロマ、フィットネス体験、トレーニングなどからオプションを選べるオーダーメイドシステムになっている。
シブヤテレビジョンでは「飼い主の事情によって仕方なく預けられるホテルや犬がストレスを感じてしまうホテルではなく、犬にとって第2の我が家のようにリラックスでき、犬が学び、犬が楽しむ、わざわざ泊まりに行きたくなるようなホテルを目指す」としている。
宿泊料金(税別)は、1泊2日7800円~2万1000円。なお、料金は変更になる場合がある。
宿泊のほか、トレーニング、介護・老犬ケア、リハビリ・フィットネス、ドッグパーク(ドッグラン)、コミュニティスペース(セミナー・イベント)などのサービスを用意。介護・老犬ケアは、デイケア(1日8000円)、短期ステイ(1日1万2000円)、長期ステイ(1か月12万円)など