日本へ行く前にフェイシャル・エスティシャンの友人をたずねて、顔のマッサージと手入れをしてもらいました。日本の女性は、本当に美に対して熱心。特別なイベントな時以外は「健康で心地よければいい」とシンプルなメークで、ゆるくてカジュアルな生活をしている私ですが、帰国する前ぐらいは気合を入れたのです。
ところが彼女に、「肌はパサパサ、顔の筋肉はたるんでいるし、肩も凝っていてなかなかほぐれない。あちこちボロボロよ」と言われてしまいました。一回の手入れぐらいでは、そう簡単に美は取り戻せないようです。
卵やアボカド、カリフラワーに含まれる
「髪にも年がでるよね。髪のパサツキがなかなか解消されなくて...」。
友人に施術してもらいながらそんな話をしていたら、「Biotin(ビオチン)」を紹介されました。彼女がお客さんに勧められて飲み始めたそうですが、「とてもいいから飲んでみて」。
加齢と共に潤いがなくなる肌は、日頃の基礎化粧品での手入れでかろうじて保ってはいますが、パサつきがち。白髪がちらほら目立つようになった髪も何とか潤いを取り戻したいな、とは思います。
ビタミンのひとつであるビオチンは、食べ物であれば卵やアボカド、カリフラワー、チーズなどに含まれています。様々な効能があるのですが、私が今回注目したのは、健康的な髪、肌、爪の維持が望めること。「超乾燥肌に潤いが戻れば、かゆみとも縁がない生活ができる」とも期待して、さっそく購入しました。
地元のオーガニックスーパーの店頭には1000mcg(マイクログラム)、5000mcg、10,000mcgと様々な容量の商品が並んでいますが、初めてなので1000mcgを選びました。ちなみに1000mcgは1mg(ミリグラム)です。全米科学アカデミー医学研究所によると、19歳以上の大人の男女は毎日30マイクログラムのビオチンを推奨されています。ただ、私が望む髪や肌、爪への効果を期待するのであれば、多めの摂取が必要だそう。