「大便をされる方は、ブリブリ音の音量を小さくして」――。大阪府内にある中堅コンビニのトイレにこんな注意書きが張り出されていたとして、インターネット上で「やばい」「他に言い方ないの」などと大きな注目を集めている。
客からの苦情もあり、排せつ時の音量を小さくするように求める内容に、ネット上では「無理言うな」「音抑えるとか無理」とのツッコミが相次いでいる。
「買い物中のお客様が不快な思いをされます」
問題の注意書きは、あるツイッターユーザーが2017年3月22日に、その写真を投稿したことで大きな注目を集めることになった。
投稿された画像をみると、貼り紙は一部のトイレ利用者に「配慮」を求める内容で、最上部には赤字で「お願い!」と書かれている。その上で、
「最近トイレご利用の方の、大便の際のブリブリ音がウルサイと、他のお客様から苦情がきております」
と店側が置かれている切実な状況を報告。続けて、
「トイレからブリブリ音が聞こえるたびに、買い物中のお客様が不快な思いをされます。大便をされる方は、ブリブリ音の音量を小さくしていただきますよう、ご協力お願いいたします」
と呼び掛け、コンビニ名も添えられている。ポスター上部の左右の余白部分には、土下座をしている人のCGイラストがふたつ添えられている。
この注意書きについて、投稿者の男性は「トイレで踏ん張ってて顔上げたら この張り紙やもん」として、思わず「吹いてもーた」と率直な感想をツイッターで綴っている。
「店側のブリブリ音対策もお願いします」
ストレートな擬音や直接的な表現が盛り込まれた注意文の内容に、ツイッターやネット掲示板では、
「クソ笑ってる」
「ブリブリ音の他に言い方ないのかよ」
「『ブリブリ音』って言い方がツボすぎる 『用を足す音』とかで良かったのでは」
と面白がる反応が殺到。
そのほか、「音を抑えるとか無理言うな」「音量調整など不可能」といった冷静なツッコミや、「店側のブリブリ音対策もお願いします」「音が聞こえるような設計した店が悪い」と客側の問題ではないと主張する意見も出ていた。
この注意書きの写真を投稿したツイッターユーザーは3月25日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「(貼り紙が張られていたのは)普通のコンビニのトイレです」
として、注意書きを見た感想については「笑いましたね」と話している。
今回の「ブリブリ音」に関する注意書きを報告する投稿は過去にもツイッターに寄せられており、それによると、少なくとも2014年10月頃からこの注意書きは存在していたようだ。