洋菓子を製造・販売するサンラヴィアン(岡山県浅口郡)は、健康に配慮したスイーツをラインアップにそろえたスイーツブランド「ココリン」を立ち上げ、2017年3月1日に糖尿病や腎臓病、低栄養などそれぞれのターゲットに向けた13商品を販売開始した。
同社プレスリリースによると、ココリンから発売されるスイーツは岡山県内の地域基幹病院として高度医療を提供する川崎医科大学附属病院と産学連携事業として開発したもの。
ドーナツ、ブラウニー、マフィンなど種類豊富
ラインアップは、糖尿病などでカロリー制限をしている人向けにエネルギーを40キロカロリーに調整した「エネルギー調整大麦ドーナツ(宇治抹茶、きなこ)」「エネルギー調整大麦ブラウニー」(共に希望小売価格100円、税抜)。
低栄養や食欲低下、高齢者といったエネルギーやたんぱく質が不足している人向けには、少量でたんぱく質の摂取が可能なエネルギー80キロカロリー、たんぱく質2.5グラムに調整した「たんぱく補給テリーヌ(ショコラ、ほうじ茶ラテ)」(希望小売価格100円、同)「たんぱく補給スイートポテト」(希望小売価格120円、同)がある。
腎臓病などでたんぱく質の摂取量をコントロールしている人向けには、たんぱく質量を低減した「たんぱく調整アップルマフィン」「たんぱく調整チョコマフィン」「たんぱく調整バナナマフィン」「たんぱく調整シュークリーム(プレーン、宇治抹茶、カフェオレ)(すべて希望小売価格120円、同)を用意した。なお、全商品が冷凍の状態で販売されている。