日本マクドナルドは2017年3月22日、「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」(以下、「クォーターパウンダー」)の2商品を4月4日で終売すると発表した。
食べごたえのあるパティで根強い人気を集めた両メニュー。発表をうけ、ファンはネットに「ショック」「一番好きだったのに...」と悲しみの声を寄せている。
9年間の歴史に幕
2商品は08年に発売開始。名前は「1/4ポンド」(約113グラム)を意味し、ハンバーガーの2.5倍ある大きなパティが特徴だった。
終売が発表されると、ツイッターでは
「一番好きだったのに...」
「これなくなったらマック行く意味ほとんどない」
「なくなるのショック」
と残念がる声が相次いだ。
個人的にクォーターパウンダー好きな記者は3月24日、東京都内のマクドナルドを訪れた。いつも注文するのはクォーターパウンダー・チーズだが、今日は「プチ贅沢」でダブルにした。
2枚重ねの大きなパティに、万感の思いでかぶりついた。改めて、ハンバーガーはパティが主役でなければならない、と思わせてくれる一品だった。「なくなるのショック」といった声が出るのも分かる。
日本マクドナルドのPR部に3月24日に話を聞くと、終売の理由は「お客に魅力的な商品を提供するべく、ラインナップを見直すため」。「売れていないから、というわけではない」という。