産経はメールの内容報じ「昭恵夫人『講演料 記憶ない』」
産経新聞は、1面トップは森友問題でも、谷氏以外の話題だった。昭恵氏と籠池理事長の妻、諄子氏がやり取りしていたメールの内容が明らかになったとして、
「昭恵夫人『講演料 記憶ない』」
の見出しを掲げ、ファクスの問題は脇に
「『希望添えず』政府職員からファクス」
の見出しだった。社説にあたる「主張」では、
「主張が百八十度対立している以上、予算委員会として夫人に直接、事実関係を確認する作業も必要となろう」
として、証人喚問という言葉は避けたものの、何らかの形で昭恵氏らに話を聞く必要があるとした。
読売新聞の1面トップでは、「籠池氏『首相夫人に相談』」の主見出しで、脇見だしで
「ファクス公表 首相側 関与否定」
とした。社説では、
「残念ながら、現状では、昭恵夫人の寄付の有無を断定できるような確実な証拠はない。真相を解明するのは簡単ではないが、首相側と籠池氏側の双方がさらに誠実に説明を尽くすしかあるまい」
として、昭恵氏だけではなく籠池氏側に対しても説明を求めた。
日経新聞は1面の2番目の項目に「夫人付職員、財務省に照会」の見出しで、社説では、昭恵氏らを念頭に
「国会は関係者をさらに招致して真相を解明していく必要がある。」
とした。