「もう他の車には乗れなくなってしまいます」
まず話を聞いたのは、ホンダの「N-BOXカスタム」からノートe-POWERへと乗り換えた兵庫県の30代男性だ。もともと「ホンダが好きだった」と話す彼は、当初は「フィット」や「シャトル」といったホンダ車のHVモデルの購入を検討していたという。
彼はノートe-POWERの購入を決める前に、検討していた「フィット」のHVモデルに試乗。だがその時は、抱いていたイメージとは異なる運転感覚や乗り心地にガッカリし、一時は「このままN-BOXに乗り続ける」ことも考えたという。
そんな彼がノートe-POWERを購入するきっかけとなったのは、大手百貨店で実施されていた試乗会に参加したこと。そこで、ノートe-POWERの「力強い加速力」や「運転しやすさ」に良い意味で驚き、試乗が終わってすぐに「この車にしよう」と決心したという。
試乗を経て考えが大きく変わった彼に、ノートe-POWERを選ぶ一番の「決め手」となったポイントについて聞くと、
「運転のしやすさ、加速の良さ、ワンペダルドライブ・・・これらを合わせて、運転が楽しいと感じさせてくれるところですかね」
と振り返っていた。
30代男性が購入した「e-POWER X」(ブリリアントシルバー)
購入後の感想を聞くと、「試乗ではなく毎日乗って感じることは、前方の視界が思ったより見やすい。死角が少ない感じがします」。その上で、ワンペダルで操作できる「e-POWER Drive」については、
「この走法に慣れてしまうと、もう他の車には乗れなくなってしまいますね。楽だし、自分の思い通りにアクセルペダルだけで加減速できるので、やはり運転してて楽しいなぁって思えます」
と改めて感心した様子で話していた。
なお、今回話を聞いた男性のように、従来のHV車とe-POWERの「違い」に言及する意見はインターネット上でも数多く見られる。ツイッターやレビューサイトには、
「プリウスみたいな従来のハイブリッドより良い感じがする」
「従来のハイブリッド車では、発進後すぐにエンジンが掛かりエンジン主体の走行になるのですが、このクルマはどこまでいっても気持ちいいモーターの加速が続きます」
といった声が出ており、従来のHV車との「差」に魅力を感じている人が多いようだ。