板東英二、新幹線で泣く子の親に 「デッキくらい行ったら」

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   元プロ野球選手でタレントの板東英二さん(76)が、新幹線における子ども連れの親の対応に不満を漏らした。

   板東さんは2017年3月21日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演。番組では、先日話題になったJR北陸線内における車掌と少年のトラブルを取り上げた。車掌は切符確認時の少年の態度に腹を立て、胸ぐらをつかんで一喝したと報じられた。

  • 赤ちゃんは泣くのが「仕事」(画像はイメージ)
    赤ちゃんは泣くのが「仕事」(画像はイメージ)
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「僕らがあやすわけにいかんのだから」

   これを受け、スタジオではマナー違反を注意することの難しさが話題にのぼった。出演者からは自身が有名人であるために、なおさら注意しにくいという意見も出た。すると板東さんは「僕らはとりあえず我慢せにゃしょうがない」と嘆いた上で、次のように語った。

「新幹線の中で、楽しいんでしょうけど、子供が泣いたら抱っこしてデッキぐらい行ったらいいじゃないですか。トイレでも(フタを)閉めとけば、ちゃんと便器に座れるんだから。そこでちょっとでもあやしてくれたらいいのに、それをしようとしませんもんね。泣くのは子どもの性(さが)というか。そうじゃないもん、周りは」

   「子どもは泣くのが仕事」とはよく言うが、狭い新幹線内において、周囲の乗客が皆そのように受け止めるとは限らない。であるからこそ、親は周囲に配慮して泣き出した子どもを連れてデッキ等に移動すべき...という主張のようだ。

   板東さんは

「僕らが言うと(親は)『何だ!』っていうことになりますからね」
    「泣いてるんだから。僕らがあやすわけにいかんのだから、ご両親が何とかしてもらわないと!」

とも続け、親の自主的な対応を求めた。

「なんとかって言われてもなぁ」「快くは思ってないのも事実」

   坂東さんの発言に対しては、インターネット上にさまざまな意見が寄せられている。

「なんとかって言われてもなぁ」
    「子供が育てにくい国、ニッポン」
    「新幹線の走っている音に赤ちゃんは怖がっているんじゃないかな。デッキにいったらもっとゴーってしていて、怖がる」

といった反論が出る一方、

「泣いてるのにスルーしてる親は腹立つ」
    「言い方はあれだけど、場所替えは有効だよね」
    「子供が泣くのは仕方ない、は事実だけど、内心快くは思ってないのも事実ではある」

と、板東さんの意見に理解を示す声も上がっている。

   新幹線に限らず、公共の場における子どもの泣き声問題はインターネット上でも度々話題にのぼる。2015年にはダウンタウンの松本人志さん(53)がツイッターで「新幹線で子供がうるさい。。。子供に罪はなし。親のおろおろ感なしに罪あり。。。」(2月23日)と投稿し、注目を集めた。

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