医師国家試験、自治医大は全員合格 5年連続全国1位

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   厚生労働省が2017年3月17日に発表した「第111回医師国家試験」の合格状況によると、全体の合格率は88.7%で、新卒者に限ると91.8%だった。

    第110回の全体の合格率は91.5%、新卒者94.3%で、いずれも前回を下回った。

全体の合格率は88.7%

   第111回医師国家試験は2月11日~13日に実施され、9959人(新卒者9124人)が出願し、9618人(同8828人)が受験した。医師国家試験対策予備校「テコム」のウェブサイトによると、大学の国公立、私立別の合格率は、国立が90.7%、公立が91.1%、私立が86.5%。外国の医学校卒業者や外国の医師免許取得者らの認定及び予備試験は52.2%だった。

   大学別で最も合格率が高かったのは自治医科大学(栃木県下野市)。新卒者100人と既卒者1人が受験し全員が合格した。同大は5年連続全国1位。

    自治医大に続いたのは、筑波大学医学専門学群(98.2%)、名古屋市立大学医学部(97.3%)、横浜市立大学医学部(96.6%)、東京医科歯科大学医学部(96.3%)、順天堂大学医学部(96.0%)、九州大学医学部(95.5%)など。

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