「ふてぶてしさが好き」と擁護論も
こうした加藤投手のインタビューは、試合を中継していた「広島HOMEテレビ」とスポーツ専門チャンネル「J-SPORTS」の2局で放送された。そのインタビュー部分だけを抜き出した動画がツイッターに投稿されたこともあり、ネット上では、
「最初だし受け答え下手なのはわかるけど、なんでこんな喧嘩腰なん」
「さすがにちょっと見てて不快感を覚えるな...」
「何様なの?」
「このインタビューだけで加藤を応援する気なくなった」
といった批判の声が殺到。ただ一方で、広島ファンからは「ふてぶてしさが好き」と擁護する声も一部で見られた。
さらには、出演した映画の舞台あいさつで、記者からの質問に「別に」と無愛想に返答し批判を浴びた女優の沢尻エリカさんを引き合いに、「沢尻の別に...と似た不快感ある」「沢尻エリカを思い出した」などと揶揄する声も数多く出ていた。
実際、加藤投手に取材経験のあるマスコミ関係者は3月21日のJ-CASTニュースの取材に対し、「もうキャンプ中からずっとこうですよ。このインタビューだけではなく、前々からずっと態度が悪いんです」と呆れた様子で話す。
この関係者は、加藤選手の「塩対応」の具体例として、
「キャンプ中に新聞記者が『開幕ローテ』について加藤に質問したんです。それに対する回答も酷かった。加藤は『関係ない。開幕ローテのために野球をやっているわけじゃない』と答えていたんです」
といったエピソードも明かす。その他の取材に対しても、このように無愛想に返答する場面を何度も見ているという。
こうした加藤投手の対応について、この関係者は「さすがにもうちょっと社会人としての対応をしてほしい」と要望した上で、
「取材対応を面倒くさいと思っているのか何なのか知らないですけど、これから何十年とプロを続けて行こうと考えているなら、少しは努力して欲しい。ファンあってのプロ野球選手なので、ああいった態度は自分の首を絞めるだけですから」
と苦言を呈していた。