石原元知事「天気晴朗なれど...」 百条委前、「日本海海戦」持ち出した意図

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産経新聞「この史上の名文」

   また産経新聞は、2009年5月27日付朝刊の「次代への名言」でこの言葉を伝えている。「(文章・電文の)起草者はだれか、という議論はおく」とことわりながら、「敵艦見ゆとの警報に接し連合艦隊は直(ただち)に出動之(これ)を撃沈滅せんとす、本日天気晴朗なれども波高し(東郷平八郎)」(編注:記事原文ママ)と、前段部分も含めて掲載。「この史上の名文」と評価している。

   今回の石原氏の発言がテレビニュースで流れると、ツイッターには、

「うまい言い回しだ」
「勝算ありってことか」

といった反応が出ていた。中には、以前の会見前の「果し合いに出かける侍」と今回の「天気晴朗~」の発言を引きながら、石原氏は結局は百条委でも「知らぬ存ぜぬ」の姿勢であり、「武士でも何でもない」と皮肉る人もいた。

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