よく噛むと満腹感得られて食欲が抑えられる
小島よしおが、こんにゃくの唐揚げと鶏の唐揚げを試食した。チェックしたのは、小島がそれぞれ1個を食べ終わる前に何回かむかだ。まず鶏の唐揚げを口に入れてモグモグ。徐々に鶏肉が口の中で砕けていき、かみ終えて喉の奥に吸い込まれていくまでに50回かんでいた。これでも、相当しっかり咀嚼(そしゃく)している。
次にこんにゃくの唐揚げ。一生懸命かみ切ろうとするが弾力が強く、なかなか小さくかみちぎれない。ようやく食べ終えたときは、138回もかんでいた。かみごたえは、こんにゃくの圧勝だ。
ゲストで調理科学の専門家、佐藤秀美さんによると、よくかむほど満腹感を得られて食欲が抑えられる効果がある。また佐藤さんは、かむ回数が2倍になると食べる量が約15%減ったという米国の研究データを紹介した。血糖値の上昇も緩やかになり、いいことずくめのようだ。