「1袋50円くらいでいいと思う」
日本農業新聞の取材に対し、同協会では「1袋40円」程度で売ってくれれば、と小売業者への希望を語っている。
この声明が報じられると、大きな反響があった。民進党の細野豪志代表代行がツイッターで、
「貧乏学生だった頃、毎日のようにもやし炒めを食べていた。そんなに大変だったのか」
とつぶやいたのをはじめ、業界の想像以上の「窮状」にショックを受ける声が目立つ。
また、「もやし高くなったらめっちゃ困る」という人もいる一方、
「もやしはもっと値上げしていいと思う。もやしにはその価値があるよ......」
「もやしってこんな安くて赤字にならないのかな?って前から気になってたんだけど案の定厳しいんですね。ええよええよ、今までが安すぎたんよ」
「1袋50円くらいでいいと思う」
など、もやし生産者協会の主張に理解を示す人も多い。
なお、総務省の統計によれば、2015年時点のもやしの平均価格は100グラム当たり約15.29円(1袋あたりの量は200グラム前後)。1袋40円という価格は、1993年の水準(100グラム当たり約20.24円)とほぼ同額だ。