モンゴル勢の横綱は苦戦つづき
それにしても、白鵬の言う通り、今春場所はモンゴル勢が苦戦を強いられるなど、荒れ模様が続いている。日馬富士は関脇の琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)と蒼国来(33=荒汐)に黒星を喫し、鶴竜も4日目、琴奨菊にすくい投げを食らった。
4横綱で全勝を守っているのは、新参横綱の稀勢の里のみ。元「若乃花」以来の日本人横綱は、日本中の期待を力に変え、モンゴル勢の壁に風穴を開けられるか。元大関雅山の二子山親方(39)は16日朝、ツイッターで
「稀勢の里は良いですね。初日だけ心配したが初優勝した事で更に精神面が強くなりました。私は予想で2番手に鶴竜でしたが昨日の取組では優勝はない。他の横綱も調子が上がらないから稀勢の里独走の可能性も十分あり。高安も調子が良いし同部屋対決とか期待!」
と期待を寄せている。