稲田防衛相、本当は森友訴訟に出廷 「記憶違い」なら「虚偽答弁」ではない?

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やはり夫は顧問契約を結んでいた

   午後の衆院本会議では、稲田氏は3月13日の答弁について

「これは、委員会の場で突然過去の12年前の資料に基づくご質問であったので、私も全くの記憶に基づき、答弁したもの」

だと釈明の上、報道内容を認めて次のように述べ、3秒間にわたって頭を下げた。

「平成16年(2004年)12月9日、夫の代わりに出廷したことを確認できたので、訂正し、おわびいたします」

   稲田氏は、04年10月から09年8月頃にかけて、夫の龍示氏が籠池氏側と顧問契約を結んでいたことも明らかにした。稲田氏は、3月13日の参院予算委員会では

「弁護士業務について、守秘義務があるので、私は私人であり弁護士をやっている別人格であるところの夫の弁護士業務の内容についてお答えする立場にはない」

と事実確認を避けていたが、一転して事実関係を認めた形だ。

   その後の参院予算委員会でも、野党議員は稲田氏の答弁が「虚偽答弁」だったことを認めるように迫ったが、稲田氏

「私の記憶が間違っていたということは、事実なので、訂正してお詫びしているところ」

と述べるにとどめた。

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