サプリメント、化粧品、ホームケア製品など、さまざまな製品を取り扱うアムウェイコーポレーション。アメリカを本拠地として、世界100カ国以上に拠点を置き、日本では1979年に日本アムウェイが設立された。
日本アムウェイでは実店舗として、「アムウェイ・プラザ」を北は北海道から、南は福岡まで、日本各地に展開している。近年では、ヘルシーで栄養価の高いドリンクや軽食などを提供する「Phyto Cafe (ファイト・カフェ)」を併設する店舗も増え、アムウェイ製品を「見て、触って、体験できる」場として活用されている。
横浜の元町商店街(横浜市中区)に国内で8番目の拠点となる「アムウェイ・プラザ横浜」がオープン。併設の「Phyto Cafe (ファイト・カフェ)」も同時にオープンし、2月9日に、そのオープニング・セレモニーが開催された。モデルの長谷川理恵さんらが登壇するクッキングイベントも行われ、80名以上の参加者が足を運んだ。
手軽にファイトケミカルスが摂れる「ファイト・カフェ」
日本アムウェイ社長ピーター・ストライダム氏は「アムウェイ・プラザ横浜を活用し、横浜のコミュニティ全体に素晴らしい体験をしてもらえるような場所にしたい」と思いを述べ、セレモニーがスタート。
小さい頃から元町によく来ていたという長谷川さんも「元町にオシャレなカフェができて嬉しく思っています。この日をとても楽しみにしておりました」と喜びの言葉を述べた。
ファイト・カフェでは、ヘルシーで栄養価の高いドリンクや軽食を提供。カフェで提供されるメニューには、ファイトケミカルスも含まれているという。
ファイトケミカルスとは、野菜や果物などの植物が持つ植物由来の成分。ブルーベリーやぶどうに含まれるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるイソフラボンなど、健康維持や改善に有効と期待されている成分で、老化や病気のもととなる活性酸素を吸収する特徴があると、近年、注目を浴びている。
活性酸素は、ストレスや過労、パソコンやスマホなどの電磁波、タバコやお酒などさまざまな要因で増加し、現代社会を生きるうえで避けることは難しい。そのため、なるべく多くのファイトケミカルスを意識して摂取することが重要とされている。
イベントの第2部では、管理栄養士の圓尾和紀先生が登壇し、ファイトケミカルスの重要性について説明した。「ファイトケミカルスは、たくさんの種類があり、野菜・果物を、色を意識してバランスよく食べることで、さまざまなファイトケミカルスを摂れます」と5色(白・黄・赤・紫・緑)に分類し、バランス良く摂ることが不可欠であることを主張。食べ方のアドバイスとともに、日常の中で、ファイトケミカルスを意識して摂ることを勧めた。
野菜ソムリエの資格を持つ長谷川さんも「毎日、お抹茶を飲んでいます。グリーンにもファイトケミカルスが含まれていると思います」と普段から積極的に摂っている様子。
ファイトケミカルスを手軽においしく
クッキングイベントでは、開催日がバレンタインデーに近いこともあり、ファイトケミカルスを摂取できるよう考案されたチョコレートケーキ「ファイト・ショコラ」が、実演で紹介された。レシピを考案したのは、東京アメリカンクラブのリンジー・グレイ総料理長。
ファイト・ショコラには、ファイトケミカルスがたっぷり入ったオレンジピール、レーズン、ドライプルーン、ナッツなどが使われ、長谷川さんは「とろけます。甘さも程よくナッツの食感がすごくいい」とおいしそうに試食。在日米国大使館のアンドリュー・ワイレガラ氏は「リッチな味でおいしいです。栄養も摂れている感じがします」と満足げな表情だった。
グレイ総料理長は、作り方やコツを説明しながら、「ファイト・ショコラは良い材料と、質の良いチョコレートを使えばおいしくできます。ファイトケミカルスも摂ることができ、簡単で、どなたでも作ることができるので、ぜひ家で作ってみて下さい」と、参加者に勧めた。
ファイト・ショコラは、期間限定で、ファイト・カフェで提供される。
オシャレで健康的なファイト・カフェが話題
人気モデルをはじめ、イベントの参加者もファイトケミカルスの大切さを再確認し、健康への意識が高まったようだ。
プロボウリング選手の長谷川真実さんは「手軽に健康に良いファイトケミカルスが食べられるカフェができて嬉しい。体に良いものを摂取してストレスに負けない体を作り、健康で美しい体を手に入れよう」とインスタグラムに投稿。
また、スイーツの見た目やカフェのオシャレな内装にも注目が集まった。
「お野菜や果物を使ったお料理や、スイーツはカラフルで見た目も可愛いので、心まで元気になる」と雑誌のモデルや女優として活躍する、野村日香理さん。カフェを今後も利用してみたいと楽しみにしている様子だ。
野菜や果物の皮や種、芯などの食べにくいところに多く含まれているものが多く、効率よく摂取するのが難しいと言われるファイトケミカルス。ファイトケミカルスが気軽に摂れるファイト・カフェへ足を運ぶことで、日頃の食生活を見直すきっかけになるかもしれない。
ライター:橋村望